換金に行った時の話。
当選が分かってからしばらくの間換金に行きませんでした。
理由は仕事が忙しかったのもあるし、当たるような気はしていましたが実際当たったら当たったでにわかには信じられなかったというか、やっぱりリアリティーが無いんですよ。
ロト6とか宝くじが当たったらあれを買おう、これをしようとか当たる前は色々と妄想したりするんですが、実際当たり券を目の前にすると妙に怖気付いたり、1000万円を手にした安心感とかもあり、急いで換金する必要も無いのかなと思ったり。
今まで本当にお金に縁が無かったことを改めて思いました。
そして色々と妄想していたものは本当に必要なものじゃ無かったのかもしれません。
とは言え、結局換金しないとお金は手に入らないので、1ヶ月程当たり券を自宅で保管していましたが、換金に行ってきました。
自宅から少し離れた銀行の専用窓口に提出、少し待たされ別室に案内され、住所とか名前を書いて・・・。
担当の方は拍子抜けする程事務的な対応でした。
その時口座も作りました。
噂に聞くような高級家具の置いてある部屋ではなく、普通の応接室?みたいな印象。
とは言え銀行の応接室なんて今まで無縁の生活だったので、それなりに緊張しました。
手続き自体は待ち時間も含めて1時間もかからなかったですね。
高額当選者にだけ渡される例の本も頂きました。
むやみに他人に話すなとか仕事辞めるなとか、そんな内容です。
実際仕事は辞めるつもりは無いし、誰にも言うつもりもありません。
1000万円じゃ良くも悪くも人生は変わらないです。
とりあえず100万円だけ現金で貰って、あとは口座に入金しました。
彼女の誕生日が近かったので、その足で銀座へ。
帯付きの札束を持ち歩くなんて初めての経験で、この時が一番緊張しました。
札束を封筒に入れたまま持ち歩くのはさすがに気が引けるので、適当に長財布を購入。
10万単位のお金を何の抵抗も無く出せてしまう自分が怖いと思い、その後は結局何も買わずに帰宅。
買うはずだった誕生日プレゼントは買うことが出来ませんでした。